エスニック
<五感の情報交差点>




2002年11月以降の「五感の情報交差点」は、メールマガジン「五感の歳時記」バックナンバーをご参照ください (クリックするとバックナンバーに入ります)

2002.10
●総合文芸誌「文芸もばら 第10号」に、大貫武君の生涯について文章が掲載されました

 薬害エイズの被害者であり、三十歳で逝った大貫武。
生前、彼とは『エイズを100倍楽しく生きる 大貫武と12人の共同作業』(径書房・大貫武・山下柚実・片野明著)という本作りを通して、深くて豊かでスリリングな共同作業に取り組みました。
キョンキョンこと小泉今日子や増田明美さん、小山卓治さんなど、各界でカンバっている人々との対話が、ぎっしりと詰まったこの本も、もはや絶版となり入手困難となっている今日この頃。
総合文芸誌『文芸もばら』第10号誌上で、「エイズを逆手にとった男 大貫武君の五年間」という文章が発表されました。
彼の生涯を熱心に取材された吉村実さんの手によって、いきいきとした大貫武くんの姿がよみがえりました。
 彼が去ってから6年、久しぶりにまたその面影を思い出して、私も元気をもらいました。

 「文芸もばら」 発行・茂原市文芸協会 0475-23-9033
(『エイズを100倍楽しく生きる』の詳細は
 http://www.yuzumi.com/ の中、「著作紹介コーナー」をご参照ください)


2002.9
●10月10日の新刊『「五感力」を育てる』(中公新書ラクレ)720円

ベストセラー『声に出して読みたい日本語』(草思社)の斉藤孝さんとの共著が中公新書ラクレから出ます。斉藤孝氏との対談と、ルポルタージュ、二部構成です。

●2003.春、岩波書店・岩波アクティブ新書より、『東京五感散歩(仮題)』を出す予定です。
東京の町を、「五感」を駆使して歩くと、まったく新しい風景が見えてくる、町歩き地図つき五感エッセイ。こちらもご期待ください。

●9月21日土曜日、30日月曜日発売の週刊誌『ヨミウリウィークリー』(読売新聞社)にて、シリーズ「五感は警告する! 味覚編」執筆

現代人の味覚に潜むリスク、食情報に過剰に反応する「フードファデイズム」について、そして「食の未来地図」の提案を執筆しています。

●9月14日土曜日発売の週刊誌『ヨミウリウィークリー』(読売新聞社)で、
シリーズ「五感は警告する! 味覚編」が始まりました。

第一回目は「崩食の時代、迷走する味覚」。
現代人の味覚に潜む、知らざれざる「パラドックス」に迫っています。

● 東京都現代美術館の「耳の冒険」講座

見慣れた都市を、音として体験するワークショップが開催される。
「バスの窓から湾岸の風がはこぶ音を、バス車内の音の仕掛けとともに聴きながら、耳の感性の可能性をさぐる体験ツアーはぜひオススメです」
講師 庄野泰子(音環境デザイナー)
2002年10月5日(土) 14:00-16:30 レクチャー「耳でとらえた都市、都市の耳のデザイン」
2002年10月12日(土) 13:00-16:30 湾岸・音の風バスツアー ――都市の聞き耳探検隊
(事前に申し込み必要)
http://www.mot-art-museum.jp/seed/kouza.inf.html

2002.8

●開館2周年を迎えた宮城県の「感覚ミュージアム」が、「五感」をテーマに夏のイベントを開催

 宮城県岩井出山町の「感覚ミュージアム」にて、「五感」をテーマとした夏休みのイベントが準備されている。
8月10日 夏の香水をつくる 香りのワークショップ
8月18日 夏の思い出ワークショップ
9月21日 感覚積み木「カプラ」ワークショップ
詳しくは http://www.kankaku.org/を参照してください。

●磯崎新版画展《百二十の見えない都市》

建築家・磯崎新が10年がかりで《百二十の見えない都市》を版画とエッセイで描き続ける「ときの忘れもの」エディションの初年度画文集が完成した。磯崎氏が設計した岡山県奈義町現代美術館で、7月23日(火)より刊行記念展が開催される。
8月18日(日)のNHKの新日曜美術館でも紹介される予定。
http://tokino.lib.net/editiong/24isoza.html

●水戸の町を現代美術が埋め尽くす「カフェ・イン・水戸」開催

「カフェ・イン・水戸」は、アートを媒介として水戸の街に人々がカフェのように集い、交流するプロジェクト。 カフェ= " C・A・F・E " は、「すべての人にコミュニケーション可能な行動」という意味 "Communicable Action for Everybody" の頭文字をつなげたものだという。
国道沿いの店のウインドウに、無数の吸盤がくっつき、スーパーだったビルの中にはバルーンの人形が横たわる――「現代アート」の力で水戸の町を活性化しよう、という試みは8月10日〜9月23日。http://www.arttowermito.or.jp/art/cafe01j.html

2002.7

浜松市が「音 かおり 光」など五感が快適な環境めざし計画策定

73日、浜松市は「音 かおり 光」といった人間の感覚を生かした生活環境創造計画の策定に取り組むと発表。「騒音や悪臭、光害などマイナス面の規制の指針を作るだけでなく、五感にとって快適な生活環境を生み出すのが目的。今年度中に策定する予定で、全国的にも珍しい取り組みとなる」(「東京読売新聞」2002.7.5)

信州大学では、「美容整形」に関する調査を実施中!

信州大学工学部・社会開発工学科講師の柳瀬亮太さんが中心となり、学部生とともに「美容整形」に関する調査を行っています。「現代人の身体感をパーソナリティテストを通じて理解していくこと」をめざして調査を進めているそうです。ぜひ、多くの方々に参加してほしい、とのことです。以下でアンケートを実施中ですので、関心ある方はぜひご参加ください。
http://anzu.shinshu-u.ac.jp/study/beau/

http://cgi.16mon.com/cgi-bin/beau/


私立中学校の授業にて、テキストに『五感生活術 眠った「私」を呼び覚ます』活用

東京・共栄学園、中学校の「最先端授業」にて、拙著が題材として取り上げられました。
http://eri.netty.ne.jp/school-rep/scl/20020529.htm


2002.6
●味覚と聴覚が一体になった、フランス生まれの「フーディング」が日本上陸

「フーディング」とは、「フード」と「フィーリング(感性)」を合体させた造語。
1998年にパリで開業した「ラ・ファブリック」の海外一号店が、東京・渋谷のパル内「ゼロゲート」で開店した。DJのライブを聞きながら大型スクリーンの映像を鑑賞しつつ、食事をするという若者たちでにぎわっている。飲食店も「感性産業」としての生き残り策を模索しはじめた。

●京王・井の頭線沿線で、渋谷−吉祥寺間にて紫陽花満開!

 京王では環境整備の一環として井の頭線の線路わき斜面への植栽を行っている。ちょうど今、東松原駅、明大前、西永福〜浜田山間、久我山〜三鷹台間で紫陽花が咲き誇っている。東松原駅では6月3日から21日の19:00〜21:30の間、渋谷方面に向かって左側斜面に咲く紫陽花をライトアップする。この季節にしか見られない景観を楽しんでみてはいかが? 
京王電鉄のHP http://www.keio.co.jp/

●文春新書『五感生活術 眠った「私」を呼び覚ます』 690円
毎日新聞、東京新聞、共同通信、ダ・ヴィンチにひき続き、朝日新聞、読売新聞、日経新聞、アジール・ビューティー、清流の各紙面でも紹介されました。
今後、月刊パンプキン、シエスタなどの紙面で、インタビューが掲載される予定です。

●次の単行本出版予定が決まりました。
秋口に、ベストセラー『声に出して読みたい日本語』(草思社)の斉藤孝さんと共著で、中央公論の新書を出す予定です。テーマは「五感・身体とのレスポンス」。対談とレポート、二部構成となる予定です。ご期待ください。


2002.5

パプアニューギニアと成田を結ぶ定期便が就航

 赤道直下の「最後の秘境」、パプアニューギニア。熱帯雨林に生息する稀少動植物、世界最大の蝶。ダイビングにフィッシング、バードウォッチングなど、メラネシアの大自然にふれることができる国。音、手触り、味……五感をおおいに刺激してくれるこの国へ、4月20日、成田暫定平行滑走路オープンに伴い、成田から定期便が就航した。http://www.air-niugini.co.jp/

俳句を五感で分類したユニークなホームページ「五感俳句」

「聴覚」「嗅覚」「触覚」などの「五感」による俳句の分類がなされたウエッブ。

「しぼり出すみどりつめたき新茶かな」 鈴鹿野風呂 

「塩漬けの小梅噛みつつ冷酒かな」 徳川無声など、過去の俳人たちの句が、各感覚ごとに整理されて並んでいる。感覚と語彙、描写について考えたい人は、訪ねてみてはいかが。

http://boat.zero.ad.jp/~zbf07242/gokanhaiku.htm


2002.4

「熊野古道」を世界遺産に登録するプロジェクト準備会」がHP開設 和歌山県「熊野古道」の自然・文化・伝統を保存・活用しながら後世に残していくことを目標に、世界遺産に登録する運動や「熊野古道五感マップ」(印刷物)等の作製の運動を進めるグループがホームページを開設した。「五感マップ」は、古道の各所を「触覚」「味覚」「嗅覚」など五感を使いながら歩き、その記録を集積し、独自の地図を作るユニークな活動。
ホームページアドレス:http://www.jtw.zaq.ne.jp/kumako97/

読売新聞社の週刊誌『ヨミウリ ウィークリー』にて、「シリーズ 五感は警告する!」連載開始

 週刊誌『ヨミウリ ウィークリー』にて、五感をテーマにした連載ルポ「シリーズ 五感は警告する」を執筆。48日発売号・第一回目は「触覚編 痛みを求める人々」。ボディピアス、スカリフィケーション(体に傷を刻印する)、インプラント(埋め込み)など身体の痛みを求め受け入れる人々の姿を通して、現代社会を描くルポ。三週にわたって「触る」「触覚」をテーマに発表します。(次回の「短期集中連載」は夏、「味覚」のテーマです)


2002.3
★「五感のアンケート」中間報告発表!

当ホームページとメルマガで実施してきた「五感のアンケート」。
アンケートの中間報告をまとめました。現在 132通の回答を集計。 「もっとも関心のある感覚は?」という質問は、なんと「嗅覚」(41.6%)が一位を 占めました。二位が聴覚、三位が視覚。
回答していただいたみなさん、ありがとうございました。まだご参加いただいていな い方々、引き続き実施しておりますのでぜひ、ご参加ください。

★イタリア発信の「スローフード」運動をめぐる食文化講座

ファストフードが世界中を席巻する中、「スローフード」運動がイタリアで始まった。
消えつつある郷土料理を大切にし、食文化を守り、食べることを文化としてゆっくり と楽しもう、という活動で、日本にも「スローフード協会」ができ、運動が広まりつ つある。
今回アサヒビール食文化講座では「スローライフ・スローフード」という連続講座を 開催。3月18日、4月2日、4月25日の三回にわたって、ジャーナリスト、農学博士、文 化人類学者などが「スローフード」「遅さとしての文化」について語り合う。無料・
事前申し込みが必要。問い合わせ アサヒビール環境社会貢献部 03-5608-5195 

★「香りの環境研究所」が満月版に加えて、新月の日に新メルマガを発信

ユズジャーナルでもたびたびお世話になってきた、「香りの環境研究所」・成瀬守弘 さん。香り・アロマテラピーを通して日々の暮らしを豊かにし、楽しむことを提案さ れています。
これまで発信してきた満月版メルマガ「香り、ほっとNEWS」に加え、新月版がス タートしたそうです。内容は「香りのコラム」と「癒しのお風呂」他。
お申し込みは
pep@c-mash.co.jpまで。
「香りの環境研究所」 http://pepper.c-mash.co.jp

★4月1日発売号(5月号)の月刊清流(清流出版)にて、新連載「五感がめざめる風 景」がスタートします。

連載タイトル「五感がめざめる風景」。グラビア・カラー写真とコラムのコーナーで す。各季節ごとの「私たちの五感を揺さぶる」匂いや音、手触りや色などをとりあげ ていきます。「五感生活研究所」の仲間に協力してもらいつつ、一段と美しい誌面作 りを目指し奮闘中。
連載第一回は「バラの香り」。フランス・エズ村の香料工房で買ったバラ水の匂いの 記憶。5月にふさわしい芳香をお届けします。 

2002.2

★ 痩せる香り? 資生堂が今夏にも発売予定の「嗅覚ダイエット」化粧品

資生堂はグレープフルーツやペッパー、フェンネルなど配合した香料を使い、中性脂肪の燃焼をねらう化粧品を開発中。香りを嗅ぐことで交感神経が活性化し、遊離脂肪酸が燃焼してスリムになる、という理論が証明されたという。
★ 4月から全国の小中学校で、本格的に導入される「総合的な学習の時間」。その中で、大きなテーマの一つに「食」「食教育」が浮上している。社会環境の変化にともなって「偏食」「孤食」などの問題も深刻さを増してきているが、もう一度、「食」を通して感じ考える機会を、学校の中に作ろうという試みが広がっているという。詳しくはhttp://www.kanto.maff.go.jp/syokunou/kids/casestudy.html
『文藝春秋』3月号(2月10日発売)で、「味覚異常」についての取材レポート執筆(山下)。「味覚異常」「マヨラー」「孤食」。現代人の「食」をめぐって発生している奇妙な出来事の背景をさぐった。

★『中央公論』3月号(2月10日発売)で、『声に出して読みたい日本語』の著者、斉藤孝氏と山下柚実が「五感」「身体感覚」をテーマに対談。

★日本経済新聞・生活家庭欄 2月2日で、「触ることを通した母子コミュニケーション」についての取材レポートを掲載(山下)。
「タッチケア」講習会の現場を訪ね、母親が乳幼児の「触り方」を修得していく様子を取材した。

2002.1
★1月21日(月)オンエアの東京FM「ジェットストリーム」に出演(山下)。ラジオ長寿番組「ジェットストリーム」。
午前零時の時報とともに「遠い地平線が消えて、深々とした夜の闇に心を休めるとき……」という名文句で始まる番組。今はパーソナリテイーの城達也さんもいらっしゃらなくなり、トークと音楽とで構成されているが、今回は『楽園の音色 フィジー五感の旅』の出版にあわせて「現地収録CD」をオンエアしつつ、フィジーの旅の記憶について話した。
(東京FMの他、全国35局ネットで0:00a.m.〜1:00a.mオンエア)
http://www.yuzumi.com/contents/column/2001_3/12_01.htm/ に、「楽園の音色 フィジー五感の旅」に収録した写真の一部を紹介。

2001.12
★ 宮城県玉造郡の「感覚ミュージアム」は、仙台から電車でさらに一時間近くかかる小さな町にできた体験型施設。
年間六万人を超える人々がやってきては、感覚を使って楽しみ、五感を開く体験を味わっている。「眠っていた感覚を呼び覚ます引き出し」として、「闇の森」や「香りの森」など、ユニークな空間が盛りだくさん。「柚だより11月下旬号」の中でも紹介。http://www.yuzumi.com/contents/column/2001_3/11_01.htm
「感覚ミュージアム」
宮城県玉造郡岩出山町字下川原100番地
TEL:0229-72-5588
FAX:0229-72-5577
http://www.kankaku.org/

★日本水琴窟フォーラムがCDを発売。
「水琴窟の音源保存と水琴窟普及のためかねてより計画していました『より自然な音色の水琴窟CD』をこの秋完成しました。水琴窟を聴く人の耳を捉え心に響く、あの神秘的とも言える音色を再現する事は、デジタル録音のCDでは音質も変化しなかなか難しいと言われています。
今回の新作CDは、当フォーラムの中野代表が主宰する日本の音研究所のマスターテープを音源に、最新の音響技術を駆使し水琴窟の音色の再現性に挑戦した高品質なものです。リズミカルな音色、ゆったりとリラックスする音色、時折現われる珠玉の音色など、水琴窟の魅力が5つの音風景として一巻約50分に構成されています」
定価 ¥2,500(税込/梱包送料¥300)
申込み方法 送付先住所、氏名、TEL,FAXをご記入の上、
Eメール info@suikinkutsu.com
FAX  03-3461-1219まで
日本水琴窟フォーラム http://www.suikinkutsu.com



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