ルポ 美容整形 ルポ美容整形
三一書房/1991年11月30日 1400円 

肉体にメスを入れた時、ある人はそれ以前の古い「私」を、記憶を含めて消し去るだろう。そして新しい「私」の誕生を祝うだろう。もはや手術で外見的に美しく変化したかどうかは問題ではない。身体加工の行為そのものが、「再生」のステップなのだ。万が一、手術がマイナスの結果を生んだ場合、再生は訪れず、暗くて長いトンネルがどこまでも続く。大量に消費されながら、美容整形は「流行」というたわむれの軽やかさをどこか失った商品なのだ。経済システムの中で当然のことのように、その「重さ」を隠すための広告が作られていく。そして手術は着々と消費されていく。転生願望と手術の商品と?これらの現象をじっと見つめると、私たちの生きている社会の特色が見えてくる。(あとがきより)

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INDEX
プロローグ
一章 現場/手術室
二章 患者/漂う身体
三章 歴史/美容整形進化論
四章 テクノロジー/
   シリコーンというハイテク素材
五章 医者/美人製造ドクター
エピローグ