201年2月 京都・松花堂庭園・美術館
「寛永の三筆」と評された書の名人で書画・茶道・作庭などにも通じた松花堂昭乗。石清水八幡宮にあった松花堂昭乗の住まいは、明治になって移設されました。
園内には昭乗の草庵茶室「松花堂」をはじめ、小堀遠州の「松隠」(閑雲軒)、千宗旦好みの「梅隠」、竹に覆われた「竹隠」の4つの茶室と書院があります。
草庵「松花堂」。
この庭園の見所は、茶室だけではりありません。
20種類もの、さまざまな「垣」。庭師や専門の業者さんも見に来るというからすごい。
日本の垣のほとんどがここにあるらしい。
「萩小松明垣」。たしかに、松明が並んでいる風情。
こちらは「矢止め垣」です。繊細な線、すっくとのびた矢のような垣。
「寒竹あやめ垣」です。凸凹が文様化していて、美しい。
こちらは「昭乗垣」。松花堂昭乗が愛用した垣、ということでしょうね。
こちらは「萩光悦垣」。
本阿弥光悦が考案したとされる「光悦垣」は 、割り竹を斜めの格子状に組んでいます。京都鷹ケ峯の光悦寺で見られるのですが、こちらは素材が「萩」。
こちらは「竹枝穂垣」。ホウキの先っぽが並んでいる様子。この庭園、ほんとうに見あきま
せん。仕事の合間に慌てて訪ねたのが心残り。もう一度、ゆっくりと時間をかけて訪ねてみたいもの。
松花堂庭園・美術館
〒614-8077
京都府八幡市八幡女郎花43番地
TEL:075-981-0010 FAX:075-981-0009
2011年1月 あけましておめでとうございます
東京・日本橋でお正月の雰囲気を楽しみました。
三越の入口には、大きな門松。青々とした松が、平静・落ち着きを感じさせてくれます。
「松無古今色」−松はいつも、淡々として変わることがない。
紫色の三越の大きなのれんが、客を迎える。堂々として美しい。
昨年11月までは、すっかり埃だらけだった日本橋の欄干が、とうとう洗浄されました!! まるで新品みたい。新鮮な色あいで、北木石の質感がみずみずしい。
架橋100周年を目前に、クリーニングプロジェクトが発進。
「清掃機器の最大手メーカー、ドイツ・ケルヒャー社の日本法人、ケルヒャー
ジャパン株式会社(本社:宮城県黒川郡大和町松坂平3-2、代表取締役社長:佐藤八郎)と、名橋「日本橋」保存会(会長:中村胤夫)は、国の重要文化財である『日本橋』を洗浄・再生する『日本橋クリーニングプロジェクト』を、2010年11月1日(月)から12月8日(水)の間実施し、この度洗浄が完了いたしました」(ケルヒャー
ジャパンウエブサイトより)http://www.karcher.co.jp/nihonbashi/01_gaiyo.html
徳川慶喜の書いた「にほんばし」の文字も、こころなしか、いきいきとしています。
日本橋・コレド室町に出現した、「出汁バー」。100円で出汁を一杯、あなたもどうぞ。
出汁ドリンクはまるで、シャンパンのようなゴールド色。
鰹節のにんべんが面白い試みをしています。
まるでカフェ。出汁の味付けは、お塩など。お好みで。
16種類のアミノ酸が混濁して、ううううまい。
にんべん
http://www.ninben.co.jp/
福岡県久留米市の水天宮さんへ。
堂々と流れる筑後川。そのすぐ脇、立派なもみの木が繁る一画に、
久留米の水天宮さんがありました。ここは全国の水天宮の元締め。「国内・ハワイ等各地に鎮座する水天宮はすべて当社を本宮とする御分霊社である」と明記してありました。
えっ、全国の水天宮さんの総本社なんですか。
しかも、ここが「河童」発祥の地だと知り、びっくり。
水天宮は、壇ノ浦の戦いで生き延びた按察使の局伊勢が逃れてきて、安徳天皇と平家一門の霊を祀る祠を建てたのが始まりだそうです。
とうとうと流れる筑後川、そして、枝を広げるもみの木。何百年もの歴史を、ここで見てきたのでしょうね。
現地案内板より 「九州一の長さを誇っています「母なる川」清流筑後川は、その源を阿蘇外輪山の一角に発し、熊本、大分、福岡、佐賀の4県を曲流蛇行して、不知火と潮の干満差で知られています有明海に注いでいます。「筑紫次郎」という異名を持ち、坂東太郎(利根川)、四国三郎(吉野川)と共に、日本を代表する三大河川として知られています。また、千歳川、一夜川とも呼ばれていますが、現在のように筑後川と呼ばれるようになったのは、寛永年間(1624〜1644)のことです。この川は、全国河童の総帥「九千坊」のふるさとでもあり、流域に数々の河童の伝説があります
川からそのまま参拝できる。鳥居のむこうには、筑後川。
」
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水天宮 〒830-0025 福岡県久留米市瀬下町265 TEL 0942-32-3207
http://www.suitengu.net/suitengu/navi.htm
2010.11月 三重県・伊賀のまちを行く
美しい虫籠窓の商店がずらり続くまち。
こちらは古道具屋。江戸時代の建築物とか。
和菓子の老舗、桔梗屋
伊賀の忍者の携帯食だった?「養肝漬」の宮崎屋さん。
慶応元年創業。六代に渡り養肝漬を造りつづけてきたとか。
店に一歩はいると、独特の香。ぷうんと、たまり醤油の発酵した香りが。
古い木樽で漬けられる養肝漬は、伊賀瓜の中をくりぬき、
紫蘇や大根やキュウリやらを詰め込んで、二年間。
独特の世界を味わわせてくださいます。
鬼行列とだんじりで有名な、伊賀天神。立派な門
こちらは芭蕉ゆかりの「蓑虫庵」です。
さすが歴史深い伊賀。見所満載のまちです。
http://www.igaueno.net/maturi/tenjin/index.html
2010年9月
東京都文京区小石川植物園の端っこにある、東京大学総合研究博物館・小石川分室へ
小石川分館をご存じでしょうか。
東京大学の前身にあたる東京医学校時代の建物で、明治10年に作られた、歴史的建築物です。
今、「驚異の部屋」という展示が開催されています。
しんと静まりかえった館内、標本や機械の展示が、語りかけてくる。
何を?
珍品を見て、どきっとする。
はっとする。
あっと息を飲む。
その美しさに、見とれる。
「初等中等教育を含む各種の学校建築を学内各分野の標本・器材と共に、総体的な教育研究活動の物的基盤、あるいは教育研究活動をとりまく物的環境の主要な構成要素と捉え、両者を組合わせた各種の展示構成を試みるものである」 ウエブサイトより
「驚異の部屋」とは……
「大航海時代の西欧諸国においては、Wunderkammer(驚異の部屋)と呼ばれる珍品陳列室が王侯貴族や学者たちによって競ってつくられたことが知られています。人は誰しも生まれたばかりのときには、目に見えるもの、手に触れるもの、「世界」を構成するありとあらゆるものが「驚異」であったはずです。このような「もの」をめぐる原初的な「驚異」の感覚は、体系的な知の体得へ先立つものであるとともに、新たな知の獲得へと人々を駆り立てる潜在的な原動力ともなっているものです」ウエブサイトより
場所: 東京都文京区白山3−7−1 →地図
交通:
地下鉄丸の内線「茗荷谷」駅より徒歩8分 休館: 月曜日、火曜日、水曜日(いずれも祝日の場合は開館) 臨時閉館/臨時開館などの情報は、博物館ホームページ
2010年8月の上野不忍池 蓮百態
2010年7月24日 小石川植物園にて
世界最大の花、ショクダイオオコンニャク
19年ぶり、いよいよ2日間だけの開花、
運命の日!
小石川植物園には、ものすごい人が押しかけ、入場制限に。
ジャーン、これが噂の花。もう閉じかけていました。
高さは1メートル56もあり、虫を誘う腐った肉のような強いにおいを放つ。この臭いによって、普段は死肉を食べているシデムシの仲間などが飛来し、仏炎苞の筒部に落ち込んで逃げ出せなくなる、というしくみだ。
形もユニークだが、なんといっても、そこに行かねばわからないのが、
匂い。
くさやのような、妙な匂いが風にのってほのかに漂う。
開花直後はもっとすごかったらしい。
「くみとり式便所のにおいのような」と、スタッフの人。
テレビ・ニュースでは、「死体が腐ったにおい」と言っていた。
数時間、並んだ後、自分の目で花を観察する人はとても少なくて、
とにかくカメラを構えるのに必死。
携帯電話のカメラで撮影する人が目立った。
炎天下に長蛇の列、熱中症でどうにかなりそう。
7月25日(日)午後、花序付属体(中央の棒状の部分)が倒れて、
開花が終了したようです。
実に不思議な植物。
小石川植物園は、徳川幕府が作った「小石川御薬園」がこの植物園の遠い前身です。
小石川植物園
都営地下鉄三田線 白山駅下車 徒歩約10分 東京メトロ丸ノ内線 茗荷谷駅下車 徒歩約15分
2010年7月
お山開きの日、東京都内で最も古いといわれる、
ミニチュア富士山へ参詣。
鳩森八幡神社は、渋谷区千駄ヶ谷にあります。
その境内に、寛政元年(1789)の築という小さな富士山が。
円墳形に土を盛り上げ、富士山の溶岩は頂上近くに配されています。
富士山まで登山にいけなかった江戸の人たちが、登山の願いをこめて作った、
ミニチュア富士の愛らしさ。
小さいながらに、登山道が整備されています。7合目には身祿様が安置されている洞窟が。山頂にはボク石で覆われた、奥宮等富士山を再現。
鳩森八幡を出て、散歩。
すぐ近くに、視覚的興奮をそそる場所が。
シダが生い茂り、垂れ下がる。まるで涼しげなカーテンのよう。
そのトンネルに吸い込まれると。
千駄ケ谷トンネルは、墓地の真下を通っている。
東京オリンピックの時、トンネルを通すことが決まり、ここにあった墓地を移動させて、
トンネルの上へ。
千駄ヶ谷トンネル内部。
グラフィティが美しい。あまりに美しいので、思わずシャッターを切らされてしまった。
この上に、法雲山東漸寺・仙寿院の墓地がある。
鳩森八幡神社
〒151-0051
東京都渋谷区千駄ケ谷1-1-24
2010.5.18
五月の風景から〜栃の花咲く、善福寺川公園へ
善福寺川の両岸に広がる、緑地帯。ここが、杉並区民の憩いの場です。
栃の木をじっくり観察したこと、ありますか? こんなに美しい、大きい葉が。
この季節は栃の花が満開。花も巨大。びっくりするような迫力。
アップにすると、こんな感じです。蜜がとれることでも有名。
木々の高い場所に、花が咲いているので、目立つ花とはいえみんな気が付かないで通り過ぎていきます。この花が終わると、栃の実に変身。深く輝く焦げ茶色、形は栗にも似ていて、固い殻。
こちらはいろはもみじの翼果。緑と赤のコントラストが実にきれい。
2010.1.1
あけましておめでとうございます
今年の恵方(演技のよい方角)は、「西南西」です。
東京の我が家から地図上に、西南西に線をのばしていくと…
府中市の大國魂神社が!
初詣は、これで決まり!
歴史はあまりにも古いのです。縁起をみると、「111年五月五日大神の託宣に依って
創立されたものである」とあり、「大化の改新(645年)のとき、武蔵の国府をこの処に置くように」だって。
これまで訪ねた神社の中でも、とびきり古い歴史をお待ち。
これもなにかのご縁です、ありがたや。
鳥居前のけやきのご神木。すごい迫力。
ご祭神は、大國魂大神[おおくにたまのおおかみ]を武蔵の国魂の神と仰いでお祀りしたもの。
特徴があります。
ここでは、0時を迎えると、除夜の鐘ではなく、除夜の太鼓が響くのです。
一人三回、ドオン、ドオン、ドオンと、腹の底に。
60名が裃姿で、人3打ずつ、巨大な太鼓を打つ。
響きわたる太鼓の音によって悪疫を退散させることが目的だそうです。
大國魂神社 東京都府中市宮町3-1
2009.12.6 新宿御苑にて晩秋〜初冬風景を撮りました
実に不思議です。はらはらと落ちて、偶然、ひっかかった、かえでの赤い葉。
まるで贈り物のリボンの蝶結びのように見えました。
誰が並べたのかな。桜の葉が、つながっている。
そのまわりに水たまりができたら、アートになった。
かえでの「翼果」。「よくか」と読む。翼の生えたような不思議な形は、風によって種が離れたところへ運ばれるためのもの。
森の中のスポットライト。親の木は、上空で輝いていました。
日本画の琳派の屏風などに描かれた、楓の絵にそっくり。
琳派の「たらしこみ」技法は、リアリズムだったのですね。
四季の移ろいを見事に見せてくれる、新宿御苑。
都会の真ん中の、オアシスです。
http://www.env.go.jp/garden/shinjukugyoen/
2009.8.10
東京駒込・旧古河庭園へ
武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、小高い丘には堂々たる洋館が。
J・コンドル最晩年の建築で、大正6年5月に竣工しました。
外壁は真鶴産の新小松石(安山岩)。
バラで有名なこのお庭。左右対称の幾何学模様の刈込のフランス整形式庭園と、石の欄干や石段・水盤など、立体的なイタリア露壇式庭園の技法を合わせバラと洋館と調和した絵画的な景観美に対して、隣接する日本庭園は、京都の庭師植治こと小川治兵衛の作。
州浜です。
みごとな枯滝が。
深山幽谷の雰囲気。
深窓の美女が現れそうな、幻想的な洋館。
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〒114-0024 東京都北区西ヶ原1-27-39 |
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03-3910-0394(旧古河庭園サービスセンター) |
2009.5.26
台湾取材の旅
一度は足を運びたかった、台湾。
日本との歴史的関係も深く、しかし食べ物、人、街は微妙に違う。
一言でいえば、台湾ははじけてる。エネルギーが増殖している。
食=いきることなんだー
夜市は不夜城そのもの。
レトロそのものの建物が、曇天に美しい。今保存しておかねばなくなってしまうのではと心配。
野草市のようす。苦茶にタンポポ茶、青汁がスタンドで飲める。にがっ。
ウワサの臭豆腐。台湾名物。すばらしく個性的な……匂い、体験するしかわからない世界。
たまたま、「端午」のお祭りで、休日でした。市場には、ちまきがあふれかえっています。
2009.4.8 花祭り 中野新井薬師
今日は、お釈迦様の誕生日、「花祭り」の日です。
お釈迦さまは生まれた瞬間、周囲を見わたして七歩あるき、右手で天を指し左手を大地に向けて、「天上天下唯我独尊」(てんじょうてんげゆいがどくそん)と叫んだ、といいます。 その時、龍神が天から降りてきて、天から甘露水が降り注いだ−−。
花祭りでは境内に小さな御影堂があり、誕生仏がポーズをとっています。生まれた時の光景を、再現しているのです。人々がやってきては、誕生仏に、甘茶を頭の上から注ぐ。とろりとした液体が、仏様の顔や手、肌を伝い……
その甘茶を、売っていました。
下にぺとりとくっつくような、独特の甘さ。砂糖の甘さとは違います。「甘茶」の原料は、日本の山野に自生するユキノシタ科のヤマアジサイの変種。
お寺の境内にある幼稚園に通っていたという知人が、「子どもの頃、花祭りで一口飲んだ甘茶の甘さが忘れられないわ」と言っていました。なるほど、独特な味覚の体験となってその人の中に刻み込まれていくのでしょう。
花祭りを境に、花は散っていきました。
中野 新井薬師(梅照院)
中野区新井5-3-5
http://sakaue.vis.ne.jp/sanpo/arai/arai.araiyakushi.html
2009年1月17日
神奈川県・大磯の左義長へ
「左義長」さぎちょうと読みます。
お正月の松飾りやしめ縄などを、燃やして無病息災を願う、火の祭。
トンド焼きとも言われ、各地で行われる年中行事です。
しかし、大磯の左義長は、とても奥が深く、ダイナミック。海岸には朝の7時前から地元の方々が集まって作ったというサイト(斎灯)か9基、並んでいます。
近づいて見ると、だるま、松飾り、しめ縄、絵馬、お札、酉の市の熊手などなど
がぎっしりと積み上げられ、火が点けられるのを待っています。
ユニークなのが、「書き初め」の筆字。子どもたちが書いた半紙が風になびく。
この火で書き初めを燃やすと、字がうまくなる、という言い伝えが。
サイトの前には、道祖神が。 白いのはお餅です。火があぶって食べると、無病息災でいられるとか。
午後7時、サイトに火が点けられると、たちまち巨大な炎に。9つのサイトが燃え上がる
様子は、ダイナミック。
寒さの中で、炎のあたたかさを実感。
竿の先のつけたお餅を焼く人々。
同時に、「ヤンナゴッコ」という儀式が始まります。若い衆が裸になって、ソリのようなものにセエノカミの仮宮を乗せ、ひっぱりながら海に入ります。
浜方と陸方に分かれて綱を引きあいます。
ヤンナゴッコで引かれる、藁で作られた仮宮。悪霊や疫病神を押し込めるものだとも言われていて、最後は足で踏みつぶされます。悪霊退散、といったところでしょうか。
社団法人大磯町観光協会
〒255-0003 神奈川県中郡大磯町大磯878−1
http://www11.ocn.ne.jp/~oiso/
2008.12月
紅葉の終わった京都にて
嵐山・花灯路の風情を楽しみました。
嵐山の渡月橋と山裾がライトアップされ、浮かび上がっています。
嵐山の自然に、光が加わり、独特の光景が。
野宮神社から大河内山荘に至る竹林が、幻想的にライトアップされていて、
ここは夢の世界。
露地行灯の「灯り」約2600基といけばな作品の「花」によって嵐山一帯が、陰影
の美しさに包まれました。
法輪寺の境内からは、嵐山一帯が見下ろせます
嵐山花灯路は、12月21日まで 京都・花灯路推進協議会事務局 TEL.075-212-8173
http://www.hanatouro.jp/
2008.10月
滋賀県彦根市・中山道の鳥居本宿の赤いまつりへ
10/25,26日、「とりいもと宿場まつり with百彩」へ。
鳥居本宿は滋賀県彦根市にあります。
中山道の宿場で、日本橋から数えて64番目です。
この宿場を、赤い色で彩ってしまおう、というユニークなお祭りが開催されました。
有名な「赤玉神教丸」は、お腹の薬。その有川製薬が、創業350年を迎えました。
地元の人々がそれを祝おうというのが、今回の祭の出発点だとか。
上の有川製薬の古い家屋は彦根市指定文化財。2メートルもある大看板も店内に展示。
これは、かつて鳥居本の名産だった「合羽」です。
赤というか、茶色。それは、柿渋の色。
なぜまちを「赤く」彩るのか、という秘密もここに。
「鳥居本の三赤」という言葉があるそうです。
「合羽の赤、赤玉神教丸の赤、すいかの赤」。これが、鳥居本というまちの
いわばアイデンティテイだったらしい。その遺伝子を、思い起こす、赤い祭です。
゜ほら、いーでしょう」と、赤く彩った自分の家を自慢してくれた。
350年の歴史を持つ赤玉神教丸。かつて、街道を旅する人々は、旅のおともに重宝したはず。
消化不良や障害によって生ずる食欲不振などを助け、食べすぎ、飲み過ぎ(二日酔)、胃のもたれ等の不快な胃の症状改善に、下記のような生薬を9種類配合。
滋賀県彦根市鳥居本町425
【TEL】 0749-22-2201
2008.9月
初秋の京都を探索する
東山を背景にした、美しい庭を訪ねました。
京都の無鄰菴は、山県有朋が小川治兵衛をして築かせた庭です。
少し傾斜のある庭を、琵琶湖の疎水がなごやかに流れていて、心が安まります。
少し歩くと、庭の見え方が確実に変化していく。
それがとても楽しい。
藪ノ内流の燕庵(えんなん)を模して作られた茶室もありました。
右の縁台から、庭の緑が飛び込んでくる、「遊び心」にあふれた茶室。縁台のような空間から、明かりが入る。
「無鄰菴」から南禅寺の山門を通って、「みかえり阿弥陀」で有名な永観堂へとピクニック。←クリックすると阿弥陀様のありがたいお顔が、見られます。
さらに、臥龍廊を通って多宝塔へ。
京都市の全貌が見えてくる。大文字の送り火の「大」と「鳥居」がくっきり。
ここは「日想観」のポイントだそうです。
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